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2011年自転車旅まとめ 


2012年5月21日(月)
これから長期自転車旅する方へ目次
「これから長期自転車旅する方へ」の記事は、私の僅かな自転車旅の経験をその都度書き留めて来ました。
参考に成れば幸いです。
(各項目クリックするとそのページが開きます)

その一   長期自転車旅する方へのアドバイス総論
その二   旅のルート設定と宿泊予定地、観光、食べ物 
その三   自転車旅前、旅中の自転車点検整備 
その四   変速機構(ディレイラー)の調整とブレーキの調整
その五   タイヤのパンクについて 
その六   タイヤのパンク修理(チューブ交換の手順) 
その七   乗車ポジションの調整
その八   自転車走行中の悩み事(サドル) 
その九   トークリップペダルについて 
その十   私のコダワリ自転車旅の装備 
その十一 「日本一周中」看板と名刺 
その十二 自転車旅中の天候判断について 
その十三 旅の記録をブログで
その十四  スマートフォンでブログのアップロード(FC2ブログの場合)
その十五 自転車旅日本一周の方法
その十六 現在の自転車日本一周中チャリダー
その十七 長期自転車旅する年代層
その十八 初めての長期自転車旅のお勧めは「北海道」
その十九 自転車旅での輪行について 
その二十 私の旅立ち準備と経過について
番外編ー テントの設営と撤収方法 (修正しました)
番外編二 自転車旅の道路状況とルート選択 (5/28日追加-「2011年自転車旅まとめ」記事から抜粋)
番外編三 寝場所 宿泊場所の治安について
番外編四 坂道、峠の登り方、下り方
番外編五 テント泊の要領(7/10日追加)

最後に是非こちらも参考にして下さい。リンク「自転車キャンプ旅装備一覧
これから長期自転車旅する方へ---その一 
長期自転車旅する方へのアドバイス総論

①タイヤパンク時のチューブ交換が確実に出来るようにして置く事。サイクルショップ等で教えて貰い何回か
 訓練しておく。チューブ交換が失敗するとバルブ部根元に傷を付け又パンクする(私は何回も失敗)
 (バルブ部根元の亀裂は修理パッチでは修復できません) さらに「携帯ポンプ」の使い方も同時に訓練する。
 私はチューブの予備は三本持って行く事にしている(一回失敗しても未だ予備が残る)
 さらに「キャリヤの破損応急処置」「ケーブル切れ時の交換」「チェーン切時のつなぎ」等出来ればベスト。

②交通事故防止対策。「バックミラー」の取り付けは必携。およびトンネル内走行(又は歩行)と夜間走行に
 成った時のために大きめの「テールランプ」と明るい「ヘッドライト」を付ける事。
 更に反射タスキや反射ベストも有効。

③雨対策を充分に。雨具の良いもの(ゴアテックス製など)とシューズレインカバーが有効です。その他バッグ
 類の防水対策。(私はフロントバッグの防水不十分で中に入れてあった地図類が使えなくなった)

④キャンプ場や野宿時の蚊対策。夏から秋にこの蚊対策が必要。蚊取り線香は必携、刺され防止スプレー
 さらに刺された時の塗り薬など(毎年苦労しています)。

⑤携帯電話やスマートフォンの充電対策。これが意外と大変。充電用バッテリー(リチュームイオンバッテリー)
 を何本か持参して、道の駅などで充電します。

⑥転倒怪我対策。積載重量があり不安定な為、ながい旅中には一度~二度転倒します。特にフロントサイド
 バックを側壁に接触して転倒する場合が多い(私は二度ほど大転倒で足に怪我)。又、浅い段差を鋭角に
 乗り越えるとタイヤが取られて転倒する。よって応急処置用に大きなバンドエイド、包帯、湿布、サポータ
 ー
等ついでに風邪薬、胃薬、持病薬を持参しましよう。当然ヘルメット着用は転倒時の頭保護の為必携。

⑦迷子防止対策。自分の現在地が紙マップ上でどこに居るのか常に確認します、市街地では交通標識など
 で分かるが。北海道などの原野、平野地帯では全く分かりません。そこで地図表示のGPSが物凄く有効に
 なります。
 (帰宅後にGPS軌跡がパソコンで地図表示できる) (スマートフォンのGPS機能はバッテリーが持ちません)

 その他2011年の旅の「道路事情」も参考にして下さい。こちら「2011年度自転車旅のまとめ」

 以上いろいろ私の自転車旅経験からのアドバイスです。 
これから長期自転車旅する方へ---その二 
旅のルート設定と宿泊予定地、観光、食べ物

①旅のルート設定
長期旅では旅のルートは大きいマップ上でおよそのルートを決め、そして「ツーリングマップル」にマーカーで記入します。詳細は現地で「ツーリングマップル」見ながら道路状況から判断して選択します。
どの地域で何を見たいか、何を食べたいか、何処へ寄りたいか、などなど考えながらルート決めます。
道路事情は「2011年自転車旅のまとめ」参照
但しより詳しくルート設定したい区間の場合はYahooWebサイト「ルートラボ」でルートを作りながら標高断面図を見てどちらのルートが登りが少ないか?トンネルを避ける脇道は?そして各ポイント間の距離を記録して作ります。これをGPXデータで保存すると地図ソフト「カシミール」で開いて見れます。しかし日本一周のような長距離ではそこまで全行程作るのは大変ですから、特定の区間だけにしましょう。
さらにルート設定の参考になるのは、先人の走行記録ブログがとても参考になります。

②宿泊予定地
実は長期旅ではこの「寝場所」が大変苦労します。北海道旅では素敵なキャンプ場が一日の行程内に幾つもあり、全く苦労しなかった。しかし本州、九州(多分四国も)キャンプ場はそんなに有りません、よつて主な寝場所は「道の駅」又は「公園」「ネットカフェ」「民宿」「ユースホステル」「ライダーハウス」などなどです。
自転車旅の一日行程は体調、道路事情〔登り)、天候などの要因で走行距離が読めません。よって事前の準備は可能な限りの宿泊ポイント(キャンプ場、道の駅、宿→ツーリングマップルに記載)をマーカーで分かり易く記し付けておきます。ただキャンプ場は開設期間が「通年」「ー月~ー月」と有るので要注意。これはWEBサイト「MAPPLEキャンプ場ガイド」で確認します。
現地で「キャンプ場」「道の駅」゜公園」「ネットカフェ」「民宿」などを探すのに、GoogleMapsの地図検索がものすごく役に立ちます(PC又はスマートフォンが必要)。

③観光、見所、食べ物
私は結構有名な観光地や見所、食べ物を見落としていました。帰ってから既に走行した方のブログを見て、しまったあの場所通り過ごした、見損なった、食べ損なったと反省しています。
これは事前に観光ガイド本などで情報をつかんで、ルート設定に入れましょう。また自分のテーマを決めて、例えば各地の「お城」を見る、土地の「名所名物」を見る、名物「食べ物」を食べる等。 
これから長期自転車旅する方へ---その三  
自転車旅前、旅中の自転車点検整備

旅の出発前はもちろん旅中の自転車の点検整備は重要です。詳しくはサイクルシヨップで教わりましょう。
長期旅では大都市でないとスポーツサイクルショップが有りません。自転車の故障はそこで旅が中断に成ります。

出発前の点検整備
①タイヤの空気圧ー適正圧に入れます(タイヤ表示MIN-MAXの中間よりやや高めに)
②タイヤの過度な磨耗や亀裂が無いか(タイヤ交換→サイクルショップヘ)
③各部の締め付けポルトの緩み無いか,ガタが無いか確認と増す締め。
 (キャリャ締め付け、ステム回り、ハンドル回りガタ、シートクランプ締め付け、サドルガタ、ペダルなど)
④ブレーキの調子(左右均等か、引きずり無いか、締め代が有るか、パッドの摩耗はなど)
⑤前後の変速が良いか(フロントシフト、リャーディレイラー)不具合は調整、又はサイクルショツプへ。
⑥チェーンとデイレイラー、スプロケット部への潤滑油塗布
⑦チェーンの伸びは無いかサイクルショップで点検 (新品自転車はまず問題ない)
⑧BBやホイール軸受けの磨耗等もサイクルショップで点検 (新品自転車はまず問題ない)
 (追記ークランクを揺すってガタが有る場合はBBベアリング緩みか磨耗の為サイクルショップで点検要)
⑨ホイールのリム振れと磨耗、スポークの緩みは無いか (新品自転車はまず問題ない)

旅中の点検整備
上記のうち①は毎日(下記方法)、雨中走行の後は清掃後⑥(潤滑油塗布)です。その他②③④⑤は適時確認します。
①のタイヤ空気圧は手でタイヤの腹を押して確認します。(適正圧の時の感触を覚えて置く)。旅用の太めのタイヤ(700×32Cクラス)で適正圧力にして有れば一週間位は全く問題ないです(1bar位低下)。二週間目位で下限値でポンプで増圧します(私の経験から、タイヤサイズによって変わりますが)
走行中もスローパンクが無いか、時々前後のタイヤを手で確認します。
是非日頃のサイクリングでタイヤ圧力を手の感触で確認する習慣を身に付けましょう。
(ポンプで適正増圧時の感触と徐々に低下して下限の圧力が手で触った感触で分かる様に)。

以上です。自転車メンテナンスの図書等で勉強しましょう。 
これから長期自転車旅する方へ---その四 
変速機構(ディレイラー)の調整とブレーキの調整

変速機構(ディレイラー)の調整
長期旅の途中でリャーの変速がスムースに出来なくなった。フロントの変速が出来なくなった。こんな場合の多くはデイレイラーケーブルの伸びが原因です。特に新車の場合はケーブルの初期伸びが有ります。
ケーブルが伸びてくると、リャーはインナーギャー(大径歯車)側に入らなくなり、フロントはインナーに落とした状態からアウターギャー(大径歯車)側に戻らなくなる。
この場合は不具合側ケーブルチューブのアジャスターネジ(場所は自転車によって異なる)を反時計回転(緩める)に1/4回転づつ回して様子を見る。これはアジャスターを反時計回転(緩める)するとケーブルチューブを伸ばすことに成り、チューブの中のケーブルをその分引っ張る事に成るからです。

ブレーキの調整
長期旅では当然ブレーキパツドも摩耗します。ブレーキパッド自身は未だ充分使用可能でも、ブレーキレバーの引き代が無くなって来ます。この場合もブレーキケーブルの根元にあるケーブルチューブのアジャスターネジを反時計回転に回すと、ケーブルを引っ張り、ブレーキレバーの引き代が増加します。
これから長期自転車旅する方へ---その五 
タイヤのパンクについて

長期自転車旅での最も遭遇する自転車トラブルはタイヤのパンクです。そこでパンクの原因と修復について私のパンク経験から考察します。

{パンクの形態}(①と②経験済み)
①突然パーンと音がしてパンクする。瞬時に大きな亀裂の発生でパンク。
  突起物や段差を乗り越えた衝撃でパンクするパターン
②スローパンク  
  いつの間にか次第に空気が抜けるパターン、極小さな穴のパンクの時。

{パンクの原因}(①と③経験済み)
①鋭利な金属やガラスなどを踏んでタイヤからチューブに穴が明く。微小な孔明きはスローパンクになる。
②リム打ちでチューブに亀裂。タイヤのエアーが規定より低下している状態で段差などの乗り越え時にリム
  にチューブが挟み込まれてパンクする。
③チューブ交換後に暫くして直ぐにパンクする。チューブ交換時にレバーでチューブにキズを付けたり、
  バルブの根元にキズを付ける為。又タイヤの内側に金属片やガラスが残っている為。チューブ交換前に
  は原因と成った物がタイヤの内側に残っていないか良く確認すること。
④その他、チューブの劣化、タイヤの極度な摩耗による亀裂要因でパンク。

{修復方法}
①予備チューブと交換する。但し上記③にならない様に注意。
②キャンプ場に着いたらパンクしたチューブに専用のパッチを貼って修復する。但し1センチ以上の大きな
  亀裂には無理かな。又バルブの根元の亀裂孔明きも修復不能です。
③タイヤ本体が大きく亀裂が入った場合は「タイヤバーストパッチ」を内側に貼りつける。

以上、よって長期自転車旅には私は予備チューブ三本持参します。タイヤバーストパッチも持参。
更に耐パンク性の高いタイヤで定評のあるSCHWALBE-MARATHONを履いています。 
これから長期自転車旅する方へ---その六 
タイヤのパンク修理(チューブ交換の手順)

長期旅でのタイヤのパンク修理について。
一般的にはパンクしたチューブを取り外して予備チューブに交換して、宿泊地に着いてからチューブのパンクをパッチで修復します。(但し大きい亀裂やバルブ根元の亀裂はパツチ修復が不可能です)
但し予備チューブが使い切って無かった場合は、その場でパッチ貼りつけ修復しますが、スローパンクの場合はその孔のあいた場所を見つけるのに苦労しますし、作業時間が掛かります。。

長期自転車旅する人は、途中でのチューブ交換作業に一時間以上掛かっていてはその日の走行予定が大幅に狂ってしまいます。最大でも30分以内で交換できるように訓練して置きましょう。

下手なチューブ交換 (パンク頻度の多い方は要注意)
交換したチューブにキズを付けたり(タイヤレバーで)、バルブの根元に亀裂が入って暫くするとまたパンクする。又タイヤの裏側に突き刺さった金属類が残っていると又パンクします。良く点検して除去しましょう。

チューブ交換の手順 (自転車メンテナンス本を参考にして下さい、以下は私の経験から)
①パンクした車輪の取り外し、(訓練ではチューブの空気を抜きます)
  追記ー車輪の取り外しは、ブレーキパッドを開き、クィックリリースを緩めてから外す。
②バルブの反対側からタイヤをホイールから外します(タイヤ脱着レバー使用、しかしこれにコツが要ります)
③全周タイヤをホイールから手だけで(又はタイヤレバーの反対側を使って)外します(片側だけ)
④パンクしたチューブのバルブナットを外し、バルブを抜き、全体を引き出します。
⑤タイヤの裏側を素手で点検し、異物が残っていないか確認と掃除します。
⑥予備チューブにポンプで少し空気入れます。バルブはロックして置く。
⑦予備チューブのバルブ部をホイールリムのバルブ孔に入れてから、タイヤの中に全周入れます。
⑧タイヤ内部にチューブが捩れなく入っているか、バルブが傾いていないか指を入れて修正確認します。
⑨今度はバルブを少し中に押し込んでから、バルブ位置のタイヤをリムに挿入します(ここが難しいポイント)
⑩バルブ部を中心に左右に引っ張る様にして、手の平でタイヤを押してリム内に入れます(訓練ポイント)
⑪そしてバルブの反対側に成るとタイヤが固くて手で入れるのが難しい(これも訓練ポイント)
⑫どうしても最後入らない場合はタイヤレバーで入れますが、この時にチューブにキズを付け易いので注意。
⑬全部入ったらバルブが垂直に成っているか確認(倒れているとバルブの根元に亀裂が発生しパンクする)。
⑭バルブナットを仮締めする(仏式バルブ)。ポンプでやや多めに空気入れます。
⑮全周にタイヤがリムクリンチャーに正しく入っているか手でモミモミしながら馴染ませます。
⑯ポンプで規定圧近くまで増圧します。その後一度空気を抜いて(馴染ませる為)
  追記-バルブからポンプのノズルを外す時は、バルブがぐらぐらしない様にバルブナットを締め、さらに
      バルブの根元を挟むように指で押さえ、ポンプノズルを左右に回転させながら少しずつ抜く事。
      (パルプが揺れると根元に亀裂する為)

⑰再度規定圧力(タイヤ表示MIN-MAXの中間よりやや高めに)に入れて。バルブナツトを締める(軽く)、
 バルブロックと袋ナツト締め。
⑱車輪を本体に取付、クィックレバーロックで完了です。
  追記ーブレーキの開放を戻す事を忘れない様に。


以上ですが、タイヤサイズとタイヤの固さによって難易度が異なります。太めタイヤは比較的容易。 
これから長期自転車旅する方へ---その七 
乗車ポジションの調整

通常スポーツサイクルショップで自転車を購入すると、その人の体形に合った自転車サイズで適正ポジションに調整して納車に成ります(その調整が出来ないサイクルショップからは購入しない事)。
しかしあくまでも教科書的な標準ポジションで有り、長期旅用に適切かどうか、個人の筋力によって調整が必要になります。(当然お下がり中古や通販で購入では全て自分で調整が必要です)
是非旅に出る前に通常のサイクリングで自分に合ったポジションに調整しましょう。

私は今迄自己流でずいぶん細かな調整をして来ましたが、結局サイクルショップのポジション測定機でロングライドの条件で適正ポジションを計測して貰い、その数値に「サドル高さ」「サドル前後位置」「ハンドル高さ」「ステム長さ」を合わせました。その後自分の体形で少し変更(赤字)しました。これで通常のハンドルグリップで前傾姿勢が背中角度で45度に成りますが、もう少し起きた姿勢(50度)が楽かもしれない。 (参考ママチャリ乗りは70-90度)不適正なポジションでのぺダリングは効率が悪く疲労が重なります。(姿勢が楽とぺダリング効率は反比例するらしい???)

こちらは測定結果と私の2台の自転車の調整前と後の表です。
(フレームサイズにより必ずしも測定値に調整出来ない)
                  
主なポジション値  測定値  JAMIS号   SPECIALIZED
変更前 変更後  変更前 変更後
⑤サドル上ーBB間寸法  704mm 688mm  704mm  680mm  704mm
⑥BB-サドル先後退巾 46mm  45mm  40mm  40mm  45mm
⑦サドル-ステム高差 52mm  25mm 50mm→ 40mm  15mm 45mm→40mm
⑨サドル先ーステム中心 469mm  480mm  470mm  473mm  470mm
参考ー身長=1680mm  股下寸法=790mm 
これから長期自転車旅する方へ---その八 
自転車走行中の悩み事(サドル)

ペダル漕ぎながらの悩み事は(私の体験から)
お尻が痛い
 大体走行50km~60km過ぎ位いからお尻が痛くなる、パッド付きのインナーパンツを履いても少しやわらぐ
 程度。それよりもサドルの形状が合わない事が一番だった。
膝が痛い
 以前転倒時痛めた足の膝が時々痛み出す。パップ貼り薬とスポーツ膝サポーター持参している。
大が催してきてトイレに行きたい
 必死に我慢してコンビニ、又は公園のトイレに行く、人里離れたところではアウトドアー用の「簡易トイレ」
 を持参するようにした。(用足し後、特殊な薬剤入れて固まる)。未だ使用した事が有りません。
 但しトイレットペーパーは必携。

サドル」について
今迄何台もサドルを変えてきたが、いずれも同じ。ところが一台だけ昨年の旅で痛く成る度合いか物凄く少ないサドルに当たった。旅自転車二台有るので同じサドルを探しているが未だに見つからない。よって毎回使う自転車にこのサドルを付け変えている。
日帰りサイクリングにはロードバイク用の堅めのサドルでも問題ないが、長期自転車旅ではそうは行かない。
高価なサドルは必ずしも良いとは限らない。自分のお尻形状とサドルの形状と巾寸法が合った物が痛くないサドル。
サドル巾に143mmと130mm等が有る、私の場合は130mm巾が合っている。あとは微妙な形状と固さです。
有名な「ブルックス」の革サドルは高価なので手が出ません。 
これから長期自転車旅する方へ---その九 
トークリップペダルについて

通常のサイクリングではロードバイク用の「クリートペダル」やMTB用の「SPDペダル」とそれ専用のシューズを履きますが、自転車旅には「クリートペダル」は全く適しません(歩けない)。またMTB用「SPDペダル」を履いている方もいますが(歩き難い、脱着し難い)、私は専用のサイクリングシューズを必要としない「トークリップペダル」を勧めます。
スニーカー等(トレールランニングシューズ゛推奨)が履けてしかも脱着が容易(但しバンドを緩くしておき、締め上げしない事)。そしてペダルとシューズのポジションが常に適正な位置に成り。ややペダル引き上げが出来る。等の理由です。脱着に慣れないと転けますが、直ぐに慣れます。

何も付けないと「ママチャリ」乗りになり(ペダルと靴の位置が適正に成らない)、ペダリング効率が著しく低下し疲れます。ペダル引き上げも出来ません。
市販の「トークリップ」に樹脂製品と金属製品が有りますが、金属製にして先端形状を靴先に合わせて曲げ加工します。「トークリップ」と「バンド」の付け方等はサイクルショップで教えて貰いましょう。
写真は私の「トークリップ」です。乗る前は「トークリップペダル」は下に向いていますが、靴のつま先でペダルを後ろに蹴る様にすると、ペダルが回転してクリップバンドの輪の中に靴の先が入ります。ちょっと練習します。

    

追記ー以前転倒した時に膝を捩じって痛めたため、バンドを外しました。
これから長期自転車旅する方へ---その十 
私のコダワリ自転車旅の装備

現在の私の自転車装備は「長期自転車旅の装備一覧」に掲載して有りますが、その中で特にこだわりの装備についてここに纏めました。
①キャリャ前後
TOPEAKやミノウラ等使っていたが、現在は前後ともTUBUS(ドイツ製)値段が高いが何といっても耐荷重が高く丈夫で定評。
長期旅でのトラブルにこのキャリャの破損事例が意外に多い。金属疲労の破損以外にバッグ積載状態で自転車が倒れた時にもろにキャリヤに負荷が掛かる為 (私の以前使っていたミノウラ製リャーキャリャは変形してしまった)

②サイドバッグ
これは最初から「オルトリーブBACK-ROLLER40L」とフロントは25L(ドイツ製)です。自転車世界旅人の愛用品。何といっても完全防水で堅牢、キャリャにワンタッチロック。値段高いだけの事が有るが絶対にお勧め品。途中軽いオーストリッチやドイター製のバッグも使ったが、雨が降ると黄色のレインカバーを付ける、そのうちに面倒なので付けっぱなし。見た目も良くない。

③テント
現在アライテント「エアライズ」と最近mont-bell「ステラリッジ」(旧型)を購入、これは特にコダワリが無いが、雨と風に強い山岳テントで軽い物を選んだ、しかもどちらもフライとセットで簡単に設営と撤収が出来る(このページの最後の「番外編」を参照、吊り下げ式テントは出来ない)
追記=フライの無い簡易テントは雨に弱く、保温効果も少ない。フライ付きのテントをお勧めします。
ついでにテント内に敷く銀マットと前室に敷くレジャーマツトを忘れない様に(ホームセンターに有り)

④ガスバーナー
現在イワタニガスバーナーCB-JRB-2当初はEPIのガスストーブを使っていたが、旅日程が長期間になり、ガスカートリッジが大都市スポーツショップでないと売っていない為、コンビニに何処でも有るイワタニガスバーナーにした。同様製品にSOTO製もあるが同社製ガスカートリッジしか保証していない。

⑤携帯ポンプ
現在「TOPEAKターボモーフダイヤルゲージツキ「TTM-DG」 ポンプはこれで四台目です。小型のポンプは応急用で規定圧力に上げられない。又圧力計がないと適正圧力が分からない、さらにバルブに接続するホース付きでないとポンプを地面に垂直にしてポンピンク゜出来ない。よって高価だか、今のところ大型のフロアポンプ形式のこのタイプが一番お勧め、圧力ゲージの簡易タイプはこちらTRP-3G]。

⑥チューブ予備(最低3本持参)
耐パンク性一番のタイヤはSCHWALBE-MARATHONですが、チューブも評判の高い耐パンク性チューブは重量は重く価格も高いです。今はSCHWALBEやVITTORIA使っています。(特にコダワリ有りませんが)
追記=最近耐パンクチューブとして「BONTRAGER」のSELF-SEALING AUTOCOLLANT」いうチューブが出ている。ピンホールの孔をチューブ内部のシーラーで自動的に塞いでしまう物。

⑦フロントライト
当初CATEYE-HL-EL530をフロントフォークに左右2灯付けていが。現在はさらに明るいEL540を一灯で使用しています。
夜間走行で市街地外れると真っ暗、ライトは明るい物でないと役に立たない。また照明の暗いトンネル内もライトが明るくないと怖い。

⑧タイヤバーストパツチ
これはサイクルショップに勧められて持っています。旅ブログ見ていると、タイヤが亀裂したアクシデントが見かけます。これではチューブ交換しても亀裂からはみ出てしまい直ぐ又パンクします。修理用として持っていると安心(タイヤ内側から貼りつける) 意外と知られていないが、お勧め修理パーツです。

⑨ディレイラーケーブルとブレーキケーブルとスポークの予備(持ってると安心)
今迄ケーブル切れ事故は有りませんが、ブレーキが物凄く重くなったので引き出して見たら、チューブ内に雨の侵入でケーブルが腐食していたので、グリース塗って新しいケーブルに交換した(家で)。
新品のケーブルは実際の使用長さよりかなり長い。交換するときに古いケーブルの長さに切らないと使えない。すなわちケーブルカッターが必要。このカッターすごく重いので旅にとても持参できません。そこで私は実際の長さ(フロントとリャー)それぞれ測定してカット、端末のほつれ防止に瞬間接着剤で固めました。(ディレイラーケーブルとブレーキケーブル両方)
スポークの折れ事故も希に有る、特に自転車転倒時に。スポークは前輪と後輪寸法が異なる、サイクルショップで測定してそれぞれ数本注文する必要がある。
何れにしてもトラブル時に交換する方法を知らないと猫に小判です(サイクルショップで教わる事)。

⑩シューズ
これはコダワリです。当初MTB用シューズ(SPD付き)でしたが、トライアル旅で直ちに止めました。そしてトークリップペダルに変更し、スニーカーを何足も履き替えてやっと現在の「トレールランニングシューズ゛」に落ち着いた。これは山の中を走る為のシューズで、軽くソールが固いのが特徴。更にゴアテックス仕様の物は防水でサイクリングにぴったり。私のはSALOMON-XA3D-ULTRA-2です、現在最も気に入っている。トークリップの先端はシューズの先端形状に合わせて曲げ加工しました。(トークリップはジュラルミン製の事))
スニーカーは防水が無く、ソールが柔らかすぎてぺダリングロスが有る。ハイキングシューズは防水が有るが重くソールが厚すぎる。

⑪GPS
現在はGARMIN-etrex20J もともと自転車旅以前からパラグライダーで長い事GARMINのGPSを使っていたので、すんなりと自転車に取り付けた。よつてサイコンは使った事が有りません。等高線入りの地図入りで物凄く便利、帰ってから軌跡をパソコンに入れて地図上(カシミールソフト又はGoogleMaps)に表示する。
最近購入したGARMIN-etrex20Jは単三電池二本で25時間以上使える(GPSでは最長時間)

⑫雨具
ややコダワリ、当初登山用の雨具上下使っていましたが、ぶかぶかで気に食わないので市販の雨具にしたが、それも一回限り、結局高価なMonbellのサイクリング用のゴアテックス雨具にしました。更にレインシューズカバーは登山用の物 (サイクリング用は使っている間に先端が破れたため)
とにかく土砂降りの中走っていると雨具の大切さをしみじみ感じますね。レインシューズカバー絶対にお勧め。靴の中がぐちゃぐちゃに成ると走る気がしなくなります(さらに翌日まで乾きません)。

⑬その他
工具類一式とステンレス針金と予備ネジ類(5ミリと6ミリねじ)、タイラップ、ガムテープ、裁縫用具は物凄くお役立ちです。キャリャの破損、バッグの破れ、テント破れ、、衣服の破れほつれ等の応急修理に必需品です。

以上私のコダワリの自転車旅装備です、上記以外は「長期自転車旅の装備一覧」を閲覧下さい。

そしてこれら購入先は(参考)
①専門のサイクルショップ(ショップの人の意見を聞くため)
 チューブ、タイヤ、ブレーキ・デイレラーケーブル、スポーク予備(サイズ測定要す)、タイヤバーストパツチ等
 自転車専用工具、キー、輪行バッグ、潤滑油、バックミラー 等(通販で扱っていない物)
②自転車パーツ専門通販(仕様が明確な物)
  (サイクルベースASAHI 又はWORLD-CYCLE mont-bell )
 携帯ポンプ、フロントライト、テールライト、キャリャ、バッグ類、サイクルウエアー その他(①の物も)
③一般通販
 
イワタニガスバーナー
④アウトドアショップ
または登山スポーツショップ
  テント、シュラフ、雨具、炊事用具、ヘッドライト、ランターン、レトルト食料、アルミ椅子、熊鈴
⑤100均、ホームセンター
  レジャーシート、銀マット、香取線香、ステンレス針金、タイラップ、サンダル、その他
⑥GPS専門店
 こちらのGPS専門店の通販が使い方のフォロー含め一番確実親切、東京代々木のGPSストア。 
これから長期自転車旅する方へ---その十一 
「日本一周中」看板と名刺 

看板
多くの「日本一周中」旅人(自転車旅、歩き旅)は後ろに「日本一周中」の看板(又はバッグに記入)を付けている。これは結構役に立つ。看板を見て話し掛けてくれる、応援してくれる。また浮浪者でないとアッピールして怪しまれない効果が有る。
               これは私の「日本一周中」看板です。
               

名刺
一期一会の出会いを大切にする為に、すれ違った旅仲間と「名刺」交換や応援してくれた方、お世話になった方々に「名刺」を渡しましょう。名前以外にEmailやブログURLを記入した名刺を作ります。

私も出会いの度に名刺交換して来ましたが。昨年(2011年11月)鹿児島県JR指宿駅前の足湯場で会ったフランス人の女性は一人で日本旅行中で、お互いに写真撮影し名刺を渡して別れた。その後帰国した彼女からEmail(写真添付)が届き、今は時々Mail交換しています。(今年は四国を旅する予定とか) 
これから長期自転車旅する方へ---その十二
自転車旅中の天候判断について 

自転車長期旅での四大苦は「悪天候」「アップダウン」「トンネル通過」「寝場所探し」などですが、そのうちの「悪天候」をさらに分類すると
大雨 ②強風 ③猛暑 と成ります。①と②は酷い時は走れないので停滞と成るが、停滞場所が屋外のキャンプ場などではこれも大変。屋内(道の駅、宿など)に逃げたい。③は熱中症に注意
昨年(2011年9月)青森県の深浦付近で台風なみの豪雨とアゲンスト強風に会い、しかも登り坂で喘いだ(三重苦)。やっとJR深浦駅に辿り着きほっとした。この時無理しないで手前の道の駅で停滞すれば良かったと反省でした。この時は天気予報をよくチェックしていなかった。これも反省でした。

そこで常に携帯またはスマートフォンで天気予報のチェックが重要になります。その予報によって進むか停滞するかを判断します(雨量、風向、風力、天気図)。
スマートフォン用の天気予報アプリを導入しましょう。 
これから長期自転車旅する方へ---その十三
旅の記録をブログで

今は旅の記録ブログをアップしながら旅している方が多くなった(私も)。その為にパソコン持参で記事を書いて写真を色々な方法でアップロードしている。

ブログのアップロード方法
①パソコンで記事と転送したデジカメ画像をネットカフェからアップロードする。
  この方法はネットカフェが無いとアップロード出来ない。
②パソコンで作った記事と画像をWiFi環境でアップロードする。
  WiFi環境が何処でも有るとは限らない。但し携帯(FOMAなど)で受信するWiFiルーターでアップロード
  すると殆どの場所で無線アップロードが出来る。(WiFiルーター契約が必要、又はスマフォのデザリングを
  使う方法)
③スマートフォンで記事とスマフォで撮影の画像を直接アップロードする(PCは不要)
  WebサイトからPCと同様に記事作成して送信する。但し画面がPC用なので入力し難い。「タブレット」なら
  入力し易い。
  スマートフォン専用のブログ作成と送信アプリがあると簡単に作成アップロード出来ます。
  私のブログプロバイダー「FC2」ではアンドロイド用アプリケーションがあり、極めて簡単で便利。
  欠点はPCに比べて長文を書くのに難点(タブレットなら問題ないが)。
  (ーその五に詳細記事参照下さい)
何れも、アップロードタイミングは一日の終わりか①②③、リアルタイムにアップロードする②③。
私はリアルタイムにアップロードする方法です。ちょっとした休憩に写真と記事(小文)をアップロードします。
ですから一日に何回もアップロードします (同じ日の中に記事と写真を時系列に追加してゆく)。
そして旅から帰ってから月日の時系列を並び変えて、記事と画像を補足しています。

何れの方法でもPC又はスマートフォンへの充電用電源確保は重要になります。

私の旅ブログの内容
①「読みやすく」「簡潔に」「旅の内容を表現」「その時の旅の感情」で載せる様に努めています。
②画像には必ず一言コメントを入れています。
③だらだらとした長文は避けるようにしています(そもそもスマートフォンでは長文が書きずらい)。

旅の楽しみ方の方法の一つです、是非旅のブログをアップロードしましょう。 
これから長期自転車旅する方へ---その十四 
スマートフォンでブログのアップロード(FC2ブログの場合)

携帯電話やスマートフォンから一般的なブログアップロードが出来ますが、FC2ではアンドロイドスマートフォン専用のアプリを提供している。その最も簡単なブログのアップロード方法を紹介します(私の方法)

①アンドロイドの「FC2」アプリケーションをダウンロードします。PCにもFC2アプリをダウンロードします。
②PC上のFC2管理画面でアカウント等必要な各設定と画面テンプレートを設定します。
③スマフォのFC2画面でPCで設定した同じアカウントを設定します。PCと完全同期します。
④スマートフォンの撮影画素を640×480以下で撮影するカメラアプリ又は縮小アプリを導入します。
 (スマフォの標準カメラは画素が大きすぎる為)
ちなみに私の使っているカメラアプリは「ProCapture Free」で640×480画素が撮影出来るアプリ。
画面テンプレートも640×480画素が入るもの選択しています。
以上で準備完了、以下私のスマフォ画像で説明。

 TOP画面(中央左にFC2アイコン)       ここで新規記事の選択    記事入力、下のカメラアイコンから画像入力し保存で送信
    

 入力した記事の編集が出来る           過去記事の一覧           コメントの一覧(ここで承認、削除)
    

補足

毎日の記事記入で決まった文章はスマフォの「定型文」に予め登録しておくと、記事の書く手間が省けます。

その他のブログプロバイダー
スマートフォン用のアプリが無い場合はWebサイト開いてPCと同様に入力して送信となるが、画面がPC用なので入力し難い。「タブレット」なら入力し易い。

ブログの作成と送信に時間を費やしては、折角の楽しい自転車旅も逆に苦になってしまう。出来るだけ簡単にアップロード出来る方法で旅の時間を有効に使いましよう。 
これから長期自転車旅する方へ---その十五 
自転車旅日本一周の方法

自転車日本一周には次の三通りの方法がある。

①完全日本一周
 自宅を出発しゴールも自宅で一度も帰宅しない日本一周旅。
②分割日本一周
 何回かに分割して日本一周する。途中帰宅し、次に中断した場所に戻って続きを走る。
③ばらばら日本一周
 毎回違うルートで最後に日本一周に繋がる走り方。

私は②がメインで一部③の要素で日本一周中です。

②と③は一度帰宅して、休養、自転車整備、装備入換え、次のルート計画、通院(私は歯科医院と内科医院で持病薬の処方)、その他家事雑用。
①は以上の事柄を全て旅の途中で消化する為、かなりの体力と健康維持が必要(私には出来ない)。

日本一周の次のこだわりで回っている方もいます。
①47都道府県を全て通過する
②東西南北端の岬制覇
③海岸沿い走行軌跡の日本地図を描く
などなど

何れにしても、自転車旅を安全に楽しみましょう。
                             
これから長期自転車旅する方へ---その十六 
現在の自転車日本一周中チャリダー

4月から自転車日本一周スタートした人が多い、殆どが会社を3月末で退職して4月から旅立ちしています。
しかも殆どがブログ発信、既に昨年から日本一周中の方々を加えると18名(ブログから検索)になる。
さらにブログを発信していない人も多くいると思われるので現在何人の人が日本一周しているのだろうか。
お互いにブログをチェックしながら現在地を確認して合流したりしている。これは楽しそうだ。私も早く日本一周後半の旅立ちしたい。

日本一周のために、自転車購入した、装備揃えた、旅のコース決めた、だけでは準備不足です、
是非「これから長期自転車旅する方へ---その一」記事を参考にして万全の準備をしましょう。準備段階は既に旅がスタートしています。
また、キャンプ旅を初めてという方は、用意した旅のFULL装備で近隣のキャンプ場へトレーニングとして二~三日ツーリングして見ると良い。自転車の走行具合、坂道の登り具合、バッグのバランス、キャンプ場でテントの設営撤収方法など実施して見て、テント宿泊装備、炊事道具、防寒具、等を見直して不足するものを追加したり、余分なものを取り除くなど出来ます。本番スタートしてからでは間に合いません。
「自転車キャンプ旅の装備一覧」(クリック)を参考にして下さい。
これから長期自転車旅する方へ---その十七 
長期自転車旅する年代層

今迄に出会った日本一周や縦断の長期自転車旅している方の年代層は大雑把に分類すると。

①学生層
 (学校を休学して日本一周旅に、又は夏休みに日本縦断旅に出ている)
②20-30代の青年層
 (殆ど会社を退職して旅に出ている独身者)
③60代以上の定年退職層 (全国歩行旅もこの層の方が多い)
 (やっと仕事と家庭から自由になったので念願の旅に出る)
40-50代の旅人には出会った事が有りません。仕事と家庭が有り長期旅に出られないからか?

学生層や青年層は体力が有り、一日の走行距離も長い(羨ましい) しかし私のような定年退職層は体力も低下しているので、のんびりと観光兼ねて走行で一日の走行距離は短い。(但し学生層や青年層並みかそれ以上に走る方は結構います)
何れにしても長期自転車旅には年代層は関係なくそれぞれの楽しみ方で旅が出来ます。是非、長期自転車旅を楽しみましょう。 
これから長期自転車旅する方へ---その十八 
初めての長期自転車旅のお勧めは「北海道」

自転車旅人のメッカはやはり「北海道」、その理由は
①でっかい壮大な風景と一直線の道路(走りやすい道道、側道が広い)
②素敵なキャンプ場と温泉が一杯(キャンプ代はFreeか500円)
③自転車、ライダー、徒歩旅人が多い(旅仲間と一期一会のコミニケーション)
です。

アクセス (バッグ類は宅配便で最寄り駅の近くの営業所止めで送ると途中が身軽)
①鉄道輪行、(北斗星(予約必要)でー札幌、又は新幹線でー新青森ー函館ー札幌)
②フェリー便(大洗ー苫小牧、その他関西方面ー小樽)(私は使った事がない)
③飛行機輪行(私は使った事がない)
等です

お勧めコースいろいろ
①道東周辺 (釧路起点ー屈斜路湖の湖畔キャンプ場が一番お勧め) 「北海道旅ー道東」
②オロロンライン(札幌起点ー留萌ーオロロンラインーノシャップ岬ー稚内)「北海道旅ーオロロンライン」
③オホーツク街道 (網走起点ー宗谷岬ー稚内) 「北海道旅ーオホーツク街道」
④内陸(旭川ー富良野ー帯広周辺) 「北海道ー札幌ー旭川ー富良野ー帯広ー網走ー釧路」
等々その他一杯有りますね、どこもアップダウンは覚悟(日本一周のトレーニングになる)

ガイド本です。
            
 
これから長期自転車旅する方へ---その十九 
自転車旅での輪行について 

特定の都市まで鉄道や飛行機で運搬するには輪行袋にパッキングする必要がある。又自宅出発の自宅ゴールの旅では輪行の必要が無くても、旅の途中でアクシデントが発生した場合に列車で帰るが宅配便で送る事が出来るように輪行袋を所持します。
輪行袋にもいろいろ有るが、自転車旅ではリャーキャリャまたフロントキャリャが装着されている為、前輪後輪の両方外すタイプのコンパクトな輪行袋にはキャリャも外す必要がある。これは大変です。
そこで後輪を外さない(前輪は外す)タイプの輪行袋はリャーキャリャを付けたままで袋に収まる。フロントキャリャは外す、但し外さないで入るキャリャのタイプもある。
              例 私の使っている輪行袋です
 当初使用(前輪のみ外す)     前後輪外すコンパクトタイプ    現在使用(ホイール中袋付き) 
   

輪行の注意

後輪ディレイラー部やフロントフォーク部の保護に金具をクイックリリースで取り付ける。
私は横着してフロントフォークの金具を付けなかったら、運搬中にフロントフォーク(カーボン)を曲げてしまった事がある。幸い応急処置で何とか四日間走れたが、帰宅後ショップでフォーク交換(今度はクロモリ)でした。

航空機輪行(私は経験が無い)ではもっと厳重に緩衝材で保護したり、サイズ制限がある場合は後輪とリヤーキャリャも取り外し、ペダルも取り外す。
(詳細は海外自転車旅の経験者「cycloo」さんのブログ参照)

しかし輪行袋に入れた自転車と旅のフル装備バッグ類を持つのは大変です、列車に乗るまで一度に運搬出来ません。そこで私はバッグ類は宅配便で行く先の駅近くの営業所止めで事前に送って、自転車と貴重品とガスカートリッジ(宅配で送れない)を持って(それでも運搬大変)駅から列車に乗り込みます。到着した駅で自転車組み立てて、宅配便営業所に受け取りに行きます。(自転車も送ってしまうと、駅から営業所まで歩くかタクシーに乗る事に成る)

列車輪行の場合の置く場所ノウハウ

普通列車の場合
オーストリッチ「超速FIVE」は大きいため乗降口デッキに置けません。車両の連結部にベルトで手摺にぶら下げるように括りつけます。(連結部が動くのでこすれて袋に穴が開くので、段ボールなど接地部に敷くと良い)
特急列車で荷物置き場が有る場合はここに縦に置ける。(括り付ける為のベルトを用意しておく事)
        

新幹線の場合
比較的長い通路(機械室など)の横の手摺に括りつけます。車内販売カートが通過出来るように注意。(今迄いろいろな所に置いたがこの方法がベター)(括り付ける為のベルトを用意しておく事)
又、自由席や指定席等で後ろの三列シートの席が取れるとシートの後ろに入れられる。
     
これから長期自転車旅する方へ---その二十 
私の旅立ち準備と経過について

ロードバイクとMTBでサイクリングを楽しんでいたが、ある日「自転車雑誌」でキャンプツーリングの記事を読んで、自分の目指していたのはこれだと開眼した。
そして、
①2009年2月
キャンプツーリング用に改造したクロモリフレームの「JAMIS-CORDAELEAT」(ドロップハンドル化改造を購入した。(本当は「ルイガノLGS-RAC-DS」を予約したがなかなか納入しないのでこちらに変更した)
その後、前後キャリャ取付、キャンプ装備の購入、テント、シュラフ、コンロ、炊事用具などを買い揃えた。

②2009年8月
初の二泊三日の自転車キャンプ旅を決行した。行く先は日帰りツーリングで良く行っていた日光大谷川キャンプ場一泊、翌日は東に南那須へここのキャンプ場に一泊とぐるり一回りでした「日光ー南那須キャンプツーリン」 この時既にFC2ブログに携帯からアップロードをテストしました。(まだスマートフォンが無い)
そして、この時の経験から装備類を全面見直し、来年の北海道旅に備えました。

③2010年7月 9月
念願の北海道キャンプツーリングでした。詳細はこちら7月 北海道旅ー道東一周この時の感動は今でも忘れられない。少し装備を見直して前後4バッグから、リャー2バックにして「9月 北海道旅ーオホーツク街道)」と念願の最北端宗谷岬に立った。この時に「自転車日本縦断」が頭の中に芽生えていた。
この二回共スマートフォンによるブログのアップロードが出来ました。

④2011年7月
この年5-6月から「日本縦断」と予定していたが「東日本大震災」と兄の入院などで計画変更。そしていろいろ落ち着いた7月に北海道へ15日間の旅に出た。「7月 北海道旅ーオロロンライン
この時今迄日常のサイクリングに使っていた「SPECIALIZED-SEQUOIA-ELITE」を旅用にディレイラー改造やキャリャを取り付けていたので、こちらの自転車を初めて使って見た。しかし前後4バッグでは剛性不足の欠点が分かった (ある速度で前輪が振動する)。ブログプロバイダーFC2のアンドロイドアプリが使えるようになり、物凄く簡単アップロード出来た。

⑤2011年9月--11月
そして念願の日本縦断スタート。北海道は既にあちこち行っているので、青森スタートで日本海沿いに九州へそして、九州縦断で最南端「佐多岬」へ到達しました(三回に分割)。
「9月本州青森ー金沢」 「10月本州金沢ー小倉」この二回はJAMISで前後4バッグでした
11月小倉ー鹿児島佐多岬
この時はアップダウンに耐えられるように軽量のSPECIALIZED号でリャー2バッグとバックパックを背負ってでした。これは良かった、剛性不足もリヤー2バッグだけでは前輪の振動は起きずOKでした、そして全体の軽量化のためアップダウンにも耐えられた。バックパックも衣類など軽い物だけにするとそれ程苦にに成らなかった。

⑥2012年ーー2013年
当然次は折り返しで「日本一周」です。2012年6月に北海道横断旅(過去三回のコースを横に繋ぐ)、7月--11月日本一周後半として鹿児島スタートで四国一周-そして翌年2013年には山陽道--大阪ーー奈良、京都と走り、残るは紀伊半島ー-東海道ーー東京の予定です。
これから長期自転車旅する方へ---番外編一
テントの設営と撤収方法

テント本体とフライは別々のスタッフバッグに入れておきます。フライは雨や夜露で濡れるため。濡れたフライはリャーバックの上に括りつけて走りながら乾かします。天気の良い時は途中公園や道の駅などで広げて乾かします。


追加記事-1
                  強風下でのテント設営方法

 ①風の方向にテントを二つ折り状態で広げ、長手に位置付けする。
  グランドシートはこの条件では設置しない、
   アライテントのエアライズは出入り口側を風下にする(印付けて置く)
   mont-bell-旧ステラリッジは出入り口を右か左かによって位置が異なる(印付けて置く)
 ②本体を広げる前に、バッグ類を本体の上に乗せて押さえてから、風上側の張り綱を2本引き出して、
  左右二か所逆ハの字にペグで確実に固定する。
  (綱の長さは左右同じにし、巾寸法はテント横巾寸法の2倍位い)
 ③本体を広げ、張り綱にテンションが掛かる様に風になびかせた後バッグ類を本体の上に乗せて押さえ、
  風上のテント本体のコーナーを左右二ヶ所ペグで仮止めする。
 ④風上からポールを挿入する。風下側のポール穴に入れる。
  アライテントのエアライズは風下側からポールを挿入する(反対は筒部が袋に成っている為)
 ⑤バッグ類を一度除け、風下側の本体コーナーをペグで仮止めしてから、ポールを曲げながら本体を横向きに立ち上げてポールを本体末端の穴に挿入する。次にもう一方のポールも同様に曲げながら穴に入れる。
  (この本体立ち上げの時が風圧をもろに受け、風上の張り綱で頑張るので最も注意します)
 ⑥風上の本体コーナーをペグで確実に固定する。次に風下側の張り綱をペグで固定する。風下の本体コーナーをペグで確実に固定する、
 ⑦フライを風上の張り綱から一本づつ外して穴の入れてペグにセットする。次に本体にのせて風下側もセツトする。
 ⑧さらに風上側の張り綱を左右にもう一本づつ角度付けて補強すると安心(張り綱予備二本必要)
  設営後は直ちに荷物類をテント内の風上側に置きます。

                  強風下でのテント撤収方法

 ①風上側の張り綱左右と本体コーナーペグを残して、風下側張り綱を外し、その他ペグ類を外す。風上側
  フライのフックはセットしたまま。(フライのフック外すと風で飛ばされるので)
 ②潰した本体の上にバッグ類を載せて押さえてから、風下側に回り、こちらのフライとポールのフックを外し
  て、左右のポールを引き抜きます。(フライのフック外さないでも可)
 ③次に風上側の張り綱を片方だけ外して、コーナーのペグを抜いてから、本体にフライを包んで二つ折り、
   四つ折りにします。
 ④最後に残りの張り綱を外して本体に丸め込みます。

以上です。私は二度ほど強風の中この方法で設営と撤収しました。しかし一人では大変です。出来る限り炊事場やトイレなど建物の風下に設営します。(但しキャンプ場の場合、山の中では岩陰、樹林の陰を利用します)
あと設営した時の風向きと、夜中に風の方向が大きく変わる場合が有るので、張り綱の張り具合とペグは確実に打ち込みします。(夜中何度も張り綱のチェックに起きた事があります)

又、台風などで怒強風の時は、危険のためテントは設営しないで安全な建物内(管理棟、炊事場、トイレなど)
に避難しましよう。登山など山中の場合はポールだけ抜き、本体を平らにしてシェルターのように包まれるようにしましよう。(但し私は経験が有りません)

追加記事-2
                 キャンプ場での設営場所の選択方法

条件-1 他のキャンパーが殆ど居ない場合
①炊事場の近く、トイレも程々に近い場所を選択
②ベンチが有ればその横に選択 (炊事等が楽く、自転車が置ける)
③設営地の傾斜が極力無い平坦地で凹凸、石など無く、水はけの良さそうな場所を選択(やや凸面が良い)
④自転車を立て掛ける樹木等が近くにある場所を選択

条件-2  風が強い場合
⑤炊事場又はトイレなど建物の風下を選択

条件-3  雨天の場合
⑥炊事場の中、東屋の中が可能なら中に設営する。但し張り綱が設置出来ない。

条件-4  既に大勢のキャンパーが設営している場合
⑦私は出来るだけ他のキャンパー(特に家族連れや団体)から離れた場所を選択します。上記選択場所の
 適地が犠牲になるが。炊事場の近くも賑やかなので避けます。

と言う事で、キャンプ場に到着すると管理棟で手続きの後、指定されたキャンプ場内を一回りして適地を選択
します。

テントの出入り口の方向は
①ほぼ無風の場合は、景色の良い方向。見通しの良い方向。寒い時は日差しの入る方向。
②風がある場合、雨天の場合は、風下側の方向。(mont-bell 旧ステラリッジは入口が真横のため風横になる、新ステラリッジは入口は長手で風下側の方向)

   

   
   
追加記事-3
                 キャンプ場以外での設営場所の選択方法

一日の行程でキャンプ場に辿り着かない場合が多々有ります。その場合の設営(野宿)の選択方法
①道の駅 (トイレは24時間使え管理も行き届いている)
 キャンプ場の少ない本州、九州ではむしろ道の駅がテント設営又は野宿のメインとなる。
 [24時間解放の休憩場がある所]
   これは快適です、レジャー銀マットを床又はベンチ上に敷いて、エアーマットとシュラフで快適。さらに各
   機器類の充電コンセントが使える。但し夜中に車ドライバーが休憩に入ってくるので貴重品管理要注意。
 [休憩場が無い所]
   建屋の軒下にテント張ります。但し道の駅閉店後、朝も開店前に撤収します。
   最近「キャンプ禁止」の張り紙がある道の駅があるらしいが、その場合はテント設営出来ません。軒下の
   目立たない場所にレジャー銀マットを床やベンチ上に敷いて、エアーマットとシュラフで寝ます。
   (ベンチを向い合せにすると快適ーベンチが固定していないか確認する)

   
  
②公園
 道の駅も無い時は一般の「公園」です。結構街道沿いや市街地に小さな公園が散在しています。ここでは
 必ず「トイレ」をチェックして使えるか確認します。次に必ず公園にある「東屋」にテントが張れるか確認して
 決めます。当然公園はキャンプ禁止なので、周辺に民家など人目に付かない事、暗くなってからテント張る。
 夏場はテント張らなくても東屋の中でエアーマットとシュラフで充分です。
 
③鉄道駅
 鉄道駅も選択肢の一つです。待合室とトイレのある無人駅はベスト。有人駅は終電通過後駅舎が施錠され
 るので、近くの駐車場の片隅か駐輪場の中にテント張ります。(トイレは24時間使える)

④その他
 トイレのある休憩駐車場、バスの待合室、神社の森の中、橋の下などなど考えられるが。あまり利用したく
 ないので私は使った事がありません。

   
これから長期自転車旅する方へ---番外編二 (追加ー「2011年旅まとめ」記事から抜粋) 
自転車旅の道路状況とルート選択

Full装備での自転車旅の最も重要なのは、道路状況とルート選択です。道路状況の分類と走り易さを考察して見ました。

分類
①国道ーーーー車両走行が多い(可能ならば避けたい、但し歩道がある確率高い)
②道府県道ーー比較的車両走行少ない(歩道が無い場合が多いが、比較的走りやすい)
③一般道ーーー車両走行少ない(特に旧道はスピード出せないが雰囲気があって良い)
④広域農道ーー車両少ない(快適走行)
⑤自転車専用道(サイクリングロード)ー車両無い(完璧に走り易い、但し単調で飽きる)

道路状況分類と写真
①歩道が左右、又はどちらかに在る。但し側道が無い場合が多い。
  自転車は原則車道だがFull装備での自転車旅では車両走行多い道は安全の為、私は歩道を走行する。
  但し歩道の状況にも「広い良」「まずまず」「狭い悪い」と走り易さが異なる。
  「狭い悪い」歩道の走行は逆に危険なので、この場合は車道を走る。地方には極めて粗悪な歩道がある。
   

   

②歩道が無い、広い側道があるーーー側道走行する(比較的安全)
  北海道は側道が広く(除雪用とか)安全で走り易い。歩道より巾の広い側道のほうが嬉しい。
   

   
 
③歩道が無い、側道も無いか狭いーーー車道走行するしかない(車両走行多い時最も危険、要注意)
  一般道、県道、旧道の市街地に多い。又山陰地方の国道は市街区域を外れるととたんに歩道が無くなり、
  側道も狭い。トンネルや洞門もこのタイプが多く最も危険。とにかく自転車旅の恐怖はこういう道路
  道路を設計施工した人たちはなにを考えて造ったのと、信じられない国道がある。残念ながらそういう酷い
  道路は走るのに気を使って撮影していません。
    

   

   

ルート選択
 ツーリングマップルで凡その走行ルートをマーカーペンで記入しておくが、実際はGPSの道路地図などで旧道を選択したり、トンネルの迂回ルートを選択して走っている。所がアップダウンまでは地図上で分らない為、とんでもない登りに出くわす事がある。特に九州縦断で国道3号線から外れると凄いアップダウンの峠越え道路だった。

危険道路の走り方
ルート選択出来ない一本道も酷く怖い。越前海岸沿いの風光明媚な車両通行の少ない県道が終ってから、国道8号線に合流して敦賀市内までの間が最も怖かった。上記の③歩道も側道も無く道路巾も狭い、そして大型車の走行はめちゃくちゃ多い。大型車が来ると危険でとても走っていられない。
車両の流れは市街地の信号停止間隔で一時無くなる。この機会に走って次の流れが来たら待機する、の繰り返しでやっと歩道のある敦賀市内まで到着してほっとした。
トンネル通過も同様に車両の途切れるタイミングで通過するが、長いトンネルは流が再度来るので要注意。

又、車両走行の少なく側道の無い道路は車両も大きく反対車線に避けてくれるが、対向車が有ると避けられません。そこでバックミラーで後ろから来る大型車と前方からの対向車両が交差しそうな時は停車してやり過ごす様にしている。ある時気が付かなかったら後ろの大型車が止まってしまった。

素朴な田舎道
山陰道では時々国道から外れて旧道を選択した。国道沿いには民家が無くても、旧道沿いは村の中を走り、郵便局が在り生活の雰囲気が漂う。国道沿いでは見られない記念碑や史跡も旧道沿いにある。
   

    
これから長期自転車旅する方へ---番外編三 
寝場所 宿泊場所の治安について (五段階☆評価)

①キャンプ場ー☆☆☆又は☆☆☆☆
 有料の管理人がいるキャンプ場は治安も良い。
②ライダーハウス/ユースホステル/民宿/旅館ー☆☆☆☆☆
 当然治安は最も良い。但し同部屋宿泊者には要注意。
③道の駅ー夜☆☆ー昼間☆☆☆☆
 夜中でに一般の駐車とトイレに立寄る。24時間休憩場に先住民がいる場合が有る。
④公園ー☆
 先住民がいる場合が有る(市街地)
⑤鉄道駅有人無人ー☆☆
 駅の立地条件による

以上私見です。女性チャリダーの方は参考に。 
これから長期自転車旅する方へ---番外編四 
坂道、峠越えの登り方 

約20kgの装備を着けての坂道を登る辛さは、自転車キャンプ旅の宿命ですが。若いパワーの有る人達でもそれなりに辛い。まして私のような定年組や女性ではなお辛い筈です。
そこで少しでも効率よく登る方法を纏めました。
①ギャーシフトを効率よく使う事
 勾配緩い(3%以下)では、フロントは(トリプルギヤー)アウター。リャーはインナー②記述。
 勾配がややきつい(3%ー6%)では、フロントは(トリプルギヤー)ミドル。リャーはインナー②記述。
 勾配がきつい(7%以上)では、フロントは(トリプルギヤー)インナー。リャーはインナー②記述。
 勾配が物凄くきつい(12%以上)では私は歩きます。(歩いて押し上げでもきつい)
②リャーデイレイラーの選択
 短い坂では無理して(立ち漕ぎなどで)登るが、長い坂(峠越えなど)では足腰が耐えられません。
 そこで自分の脚力で一番長時間漕げるギヤーを選択します。軽すぎるとハンドルがふらつきかえって
 疲れる。重すぎると長時間漕げなく、足膝を痛めてしまいます。
 すなわち自分の脚力に合った「軽すぎず、重すぎない」ギャーを見つける事です。
③登りに適正な乗車ポジション
 シートハイト、ハンドル高さ、シートとハンドルの距離など適正な乗車ポジションに設定していないとやはり
 登りは辛く成ります。腕で前傾姿勢の上半身を押さえ、サドルの後方(急坂ではやや前方)に乗りハンドル
 を引きつけながらペダルを踏む。
④後は訓練で鍛えることです。
以上私見です。

坂道の下り方

約20kgの装備を着けての下りは物凄く加速が付くのでとても危険な走行と成ります。もしブレーキが効かない
と完全に大事故になります。(特に路面の雨の濡れや砂、砂利には要注意です)
①通常(積載なし)のレーキはリャー3割、フロント7割と言われていますが、リャーだけにバッグ装着して
 いる場合はリヤー5割フロント5割のブレーキング。そしてフロントブレーキで速度制御します。
 最高速度も40km/h以下を保つように、私は35km/h前後を基本に制御しています。特にコーナーに入る
 前に減速するのが基本です。
②体重は後荷重(サドルの後ろ側に乗る感じ)で腰を後ろに引きます。ドロップハンドルの場合は下ハンドル
 とブレーキレバーを握るとブレーキを強く握れます。。
③ギヤーは下りになる直前で、フロントはアウターに戻し、リヤーもアウター側に戻して下りの速度に合わせ
 たギャーにします。
 以上私見です。 
これから長期自転車旅する方へ---番外編五(7/10追加) 
テント泊の設営と撤収要領 

本件の記事の番外編一のキャンプ場での設営場所の選択方法で設営場所と出入り口方向が決まったら次に行う事を順を追って解説します。

設営要領
①自転車から外したバッグからテント装備一式を出入り口の前に並べる。
②蚊取り線香と蚊除けスプレーを出しておく。(蚊が多い時はテント設営前に蚊除けスプレー吹き付ける)
③テントを設営する(番外編一参照)
④テント内に銀マット、出入り口にレジャーシートを敷く。
⑤蚊取り線香を風上に置いて点火。周辺に蚊除けスプレー吹き付ける。
⑥全てのバッグ類をテント内に入れる。適当なところでテントの写真撮影。
⑦頭の位置は傾斜の高い方にする。
⑧頭の方の左右どちらかにフロントハンドルバッグとカメラなど貴重品を置き、ランターンをテントに吊り下げ。
 足元に空に成ったバッグ類その他を置く。何時も置く場所を同じにする習慣を付ける。
⑨出入り口のテント内に炊事用具と食料を置き、水ボトルとサンダル、簡易椅子をレジャーシートの上に。
⑩エァーマットを膨らませる。枕は着替え衣類の入った袋を私は使います。(写真左の黄色い袋)
⑪自転車は炊事場内に施錠して置く。(テント設営は炊事場の近くに)
⑫食料やゴミは絶対にテントの外に置かない。カラス、熊、キツネに襲われるため。

撤収要領
①朝起きたら最初にシュラフ(寝袋)を畳みスタッフバッグに収納する。
②朝の食事が終わったら、炊事用具類、食料、シュラフその他衣類、小物類をバッグに収納する。
③バッグ類を全てテント内から外のレジャーシートの上に出す。
④最後にエァーマットを畳む。
⑤靴に履き替えて外に出る。
⑥銀マットを取り出して畳む。
⑦テントを撤収する(番外編一参照)
⑧テント本体、ポール、ペグ、サンダル、レジャーシート、簡易椅子をバッグに収納する。
⑨バッグ類を自転車に装着する。
⑩炊事場で洗面、歯磨き、最後にトイレ。この順番は何処でも良いが、私のやり方です。
 洗面用具はフロンハンドルバッグに入れます。
⑪施錠外して出発の写真撮影で完了。忘れ物が無いか周辺を確認。
⑫ゴミステーションが有る場合、そこで分別処理。持ち帰りの場合は袋に入れて自転車に括りつけて
 近くのコンビニで廃棄する。但し買い物する。

以上私のやり方です、参考までに。

      
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